算数の等号、不等号、符号付き不等号の説明

等号、不等号

学習する学年:小学生

1.等号と不等号について

算数の勉強を進めていくと、数と数の間に何やらよくわからない記号が書かれていることがよく出てくるようになります。

その記号は下のような記号です。小学生の時に勉強していますので算数が苦手な人は時間が経ち過ぎて忘れているのではないでしょうか。

等号と不等号の記号

この記号は何を表していると思いますか?

この記号の名称は等号と不等号という記号です。

  • 等号:=
  • 不等号:>、<

二つ以上の数を比べる時に、どの数が大きいのか小さいのかそれとも等しいのかを表す方法として、等号と不等号という記号を使います。

毎日計算をしている方は等号の記号(=)は普段から使っていると思いますが、不等号の記号(>、<)は算数や数学の教科書を見ない限り普段の生活ではほとんど使う機会はありません。

それでは、等号と不等号の意味を見ていきましょう。

2.等号の説明

等号は、計算式を解いていくと必ず出てくるので、みなさんがよく知っている記号です。

足し算や引き算を計算する時にもでてきます。

足し算や引き算などの式に等号は使われている

等号とは、この式でいうと、

のことです。

別名は、イコールといいます。

等号の意味は、等しいということを表しています。

下の式を見てください。

等号の関係

この式は何を伝えたいのかというと、丸イコール三角と読みます。丸と三角は等しい関係にあるという意味になります。

3.不等号の説明

不等号は、2つ以上の数がある時に、どちらの数が大きいのか小さいのかを表す時に使います。

下の式を見てください。

不等号の関係

この不等号の式を説明します。

(1)○>△
(1)は、丸だいなり三角と読みます。丸は三角より大きい(三角は丸より小さい)ことを表しています。
(2)○<△
(2)は、丸しょうなり三角と読みます。丸は三角より小さい(三角は丸より大きい)ことを表しています。

4.符号付き不等号の説明

最後に、符号付き不等号という記号を説明します。

符号付き不等号は、=と>、=と<がくっ付いていて、等号と不等号がそれぞれ持っている意味が1つに合わさっている記号です。

この記号は、等しいか又は大きいか、等しいか又は小さいかという意味を持っています。

符号付き不等号の関係

この符号付き不等号の式を説明します。

(3)○≧△
(3)は、丸だいなりイコール三角と読みます。丸は三角と等しいか又は丸は三角より大きい(三角と丸は等しいか又は三角は丸より小さい)ことを表しています。
(4)○≦△
(4)は、丸しょうなりイコール三角と読みます。丸は三角と等しいか又は丸は三角より小さい(三角と丸は等しいか又は三角は丸より大きい)ことを表しています。

このように、等号、不等号を使えば、数の大小関係を表すことができるようになります。

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