算数の時計の時間の計算方法

時計の時間の計算方法

学習する学年:小学生

1.12時間制と24時間制の時間

時計の時間の計算は日常生活で毎日使っているので、子どもから大人の方まで時計の時刻を見て何時何分と答えることができますよね。

時計の時間を見てみると、午前8時、午後10時、8時、22時などという時刻があり、時間を表す方法が多数あってよくわからないという方もいるかと思います。

1日の時間を表す方法は、12時間制と24時間制があることをご存じでしょうか。次のように表し方が少々異なっています。

  • 12時間制:午前0~午前11時59分59秒までと午後0~午後11時59分59秒に分けて時間を表わした方法。又は、午前0時を午後12時、午後0時を午前12時として表した方法。つまり、午前と午後の2つで表した方法です。
  • 24時間制:0時~23時59分59秒の時間で表わした方法

午前8時、午後10時という言い方は12時間制を使っていて、8時、22時という言い方は24時間制を使っているのです。

時間の表記の仕方は、12時間制の午前0時は24時間制の0時です。時間が進んでいき12時間制の午後0時は24時間制の12時となります。

午前0時このとを正子(しょうし)といい、真夜中のことです。午後0時このとを正午(しょうご)といい、お昼のことです。真夜中とお昼は時間の専門用語があります。

12時間制の場合は、真夜中の正子で午後と午前が入れ替わり、昼の正午で午前と午後が入れ替わりますので間違えないようにしてください。

その他にも次のようにいくつかの専門用語があります。

  • 未明:0時から3時頃まで
  • 明け方:3時頃から6時頃まで
  • 朝:6時頃から9時頃まで
  • 昼前:9時頃から12時頃まで
  • 昼過ぎ:12時頃から15時頃まで
  • 夕方:15時頃から18時頃まで
  • 夜:18時頃から24時まで

よく使う言葉なので覚えてください。

2.時間の練習問題1

1日を表わす時間に12時間制と24時間制があることがわかったところで、次の問題を解いてください。

12時間制の午後5時は24時間制にすると何時になりますか。

12時間制は午前は12時間、午後は12時間で動いているので、24時間制にするには午前の12時間を足したら答えがでてきます。

  • 5時+12時=17時

したがって、午後5時は17時となります。

3.時間の練習問題2

次の問題を解いてください。

24時間制の20時は12時間制にすると何時になりますか。

12時間制は午前は12時間、午後は12時間で動いているので、12時間制にするには午前の12時間を引いたら答えがでてきます。

  • 20時-12時=8時

したがって、20時は午後8時となります。

4.時間の練習問題3

次の問題を解いてください。

12時間制の午後3時の5時間前は何時になりますか。

問題の解き方は、24時間制にした後に5時間を引いてください。

12時間制は午前は12時間、午後は12時間で動いているので、24時間制にする為に午前の12時間を足した後に5時を引いたら答えがでてきます。

  • (3時+12時)-5時=15時-5時=10時

したがって、午後3時の5時間前は午前10時となります。

12時間制と24時間制の時間の計算は簡単でしたよね。

トップページへ戻る |  学年別一覧へ行く | 

スポンサーリンク
トップページへ戻る
学年別一覧へ行く
スポンサーリンク


スポンサーリンク
スポンサーリンク