九九とは｜もう一度やり直しの算数・数学

九九とは

学習する学年：小学生

小学校に入学すると九九（くく）の勉強が始まります。

みなさんは、九九ってなんのことだと思いますか？

というように、小学生の時に一所懸命覚えましたよね。

九九を覚えなければいけない本人の気持ちとしては、

と考えていると思います。

九九を覚えるのが苦手な人はそのような存在のものと認識していて九九の利用価値を深く考えたことはないと思います。

私が思うには九九とは、1ケタどうしの数をかけざんしたものを、語呂がいいように（歌のように）都合よく人が覚えやすくして、年を取っても頭の中に記憶させるためのものだと思います。

実際に、九九を覚えてできるようになると得することがあります。何かというと計算することが早くなることです。

どういうことかというと、九九は次の九九の表のような数の関係があるので、例えば、7×4という式を計算する時は、九九を覚えていれば、7×4=28であると一瞬で答えがでます。9×3という式を計算する時は27ですよね。九九を暗記すれば掛け算が早くできるようになります。

上の表を見て九九はどういうものだったのか思い出しましたか。計算が苦手だという方はもう一度九九の勉強をやり直してください。

九九は小学生の低学年で覚えなえればいけないものですが、もし、九九がわからなかったらどのように計算すればいいでしょうか？

たしざんにすればいいですね。

なぜなら、7×4は7のかたまりが4つあることなので、

と置き換えて計算すれば、答えは同じ28になります。9×3は9＋9＋9=27です。

また、九九を完璧に覚えたことにより割り算もできるようになります。

7×4=28の式を28÷という式に変えると、28÷7=4、28÷4=7というように数の置き換えが頭に浮かぶようになります。9×3=27は、27÷9=3と27÷3=9に置き換えられます。

算数の計算問題は、足し算、引き算だけではなく必ずといっていい程、掛け算と割り算も出てきますので九九を覚えて掛け算と割り算の計算になじんでください。

小学生低学年が九九を覚えるのは結構大変なことです。九九を覚える為に何十時間というような時間をかけなければなかなか覚えられません。

しかし、九九を覚えた方が後々得することの方が多いです。

みなさんなら、どちらを選びますか？

どちらにしますか？

私なら、九九を覚えて計算が楽にでき、算数嫌いにならないようにします。学校の通知表の成績も良くなりますし、お母さんに説教をくらわなくてよくなります。

生まれ持った才能がないから算数が苦手で計算ができないのではありませんよ。計算するルールがわかっていないから計算ができないのです。計算できるようにするには掛け算のルールを覚えればいいだけのことです。

つまり、九九を覚えれば計算が苦手な人が経験するつまずきポイントが1つ解決できるので、算数の苦手意識がなくなります。できるだけ早く九九ができるようになり計算に強くなることをおすすめします。

九九が嫌いっていうお子さんをお持ちの親御さんはいませんか。もしかしたら九九が克服できるかもしれないおすすめのCDを紹介します。

本の名前：newドラえもん九九のうた CDブック

九九は小学校に入学すると避けては通れない算数の学習内容です。

九九ができるようになるには何回でも口に出して覚えるしか方法はありません。

では、どのように九九を勉強すればいいのでしょうか。

普通に九九の勉強をすると嫌気がさして勉強をしなくなりますが、ドラえもんが好きなお子さんにドラえもんの声を聞かせれば九九の勉強にのめり込むことは間違えありません。

何も見ずに1の段から9の段まで言えるようになったら九九は完璧です。掛け算の計算が楽しくなりますよ。