算数の勉強を始める前に数のかぞえ方を覚える

数のかぞえ方

学習する学年:小学生

1.数字の種類とかぞえ方の基本

幼稚園や小学校に通いだして算数の勉強を始める前にどうしても避けては通れないことがあります。

それは、数字(算用数字)の種類と数のかぞえ方を覚えることです。小学校に入学すると算数の勉強は、足し算、引き算、掛け算、割り算というように徐々に難しい計算方法へと進んでいきますが、算数の土台となっているのは数、つまり、数字ですよね。

数字の意味が理解できないと算数の基本である足し算も引き算も計算できませんので、まずは、算数で使う数字の種類とかぞえ方をマスターしましょう。

私たちが住んでいる地球の世界では、10進法というかぞえ方を使っているので10種類の数字があります。

では、10種類の数字とは何かというと、

  • 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9

という数字のことです。

そして、この10種類の数字の読み方は、

  • 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9
    ゼロ、イチ、ニ、サン、シ(ヨン)、ゴ、ロク、ナナ(シチ)、ハチ、キュウ

と読みます。

また、0~9までの数字の中では、0が一番小さく、9が一番大きいという大小の関係があります。

大小関係を不等号で表すと、0<1<2<3<4<5<6<7<8<9になります。

ここまでは、算数が好き嫌いに関係なく誰でも知っている一般常識ですよね。

では、9(キュウ)の次はどのように数を表現すればいいのでしょうか。

ここからはほんの少しですが数のかぞえ方の知識(ルール)が必要になります。

数というものは、上記で説明した10種類の数字をいろいろ組み合わせて表現しているだけです。

9(キュウ)の次は桁が繰り上がって、10(ジュウ)となります。

つまり、数字の1と0を組み合わせて10ということです。

したがって、9の次は、

  • 10、11、12、13、14、15、16、17、18、19

になります。

大小関係を不等号で表すと、10<11<12<13<14<15<16<17<18<19になります。

19の次は、

  • 20、21、22、23、24、25、26、27、28、29

というように、数字の2と0~9を組み合わせて表現します。

このように、数とは0~9の数字をいくつか組み合わせて、9の次は10、19の次は20というように小さい数字から順に組み合わせて表現しているものと覚えましょう。

2.数の位の基本

数字の種類と数の数え方が理解できましたら、次は、数の位について勉強しましょう。

9753の数の位

例えば、9753という数があるとします。

この数は4桁ありますよね。したがって、9753には4つの位があります。

9753のそれぞれの数字の位は、

  • 9は千の位
  • 7は百の位
  • 5は十の位
  • 3は一の位

といいます。

それぞれの桁に対応した数の数え方は、次の表のようになります。

数の位の表
数の位の表

基本となる位は、一(いち)、十(じゅう)、百(ひゃく)、千(せん)で、一、十、百、千の後ろに万(まん)、億(おく)、兆(ちょう)という単位が組み合わされてそれぞれの桁の位を表します。
※零、一、二、三・・・百、千、万、億、兆・・・などの漢字を漢数字といいます。

一番小さい位が一の位で、その次に大きい位が十の位、その次が百の位、その次が千の位、その次が万の単位(一万の位、十万の位、百万の位、千万の位)、その次が億の単位(一億の位、十億の位、百億の位、千億の位)というように大きくなっていきます。

なお、兆(ちょう)の次の大きな単位は、京(けい)、垓(がい)、予(じょ)と続いていきますが、大きい数を扱っている職業以外の人は使う場面がないので覚えなくてもいいと思います。

3.数の位の練習問題

それでは、数の位の意味が理解できたところで、例として次の数を読んで知識を深めてみましょう。

千兆(センチョウ)

上の数の位の表に照らし合わせれば読めますよね。

答えは、千兆(センチョウ)です。

では、次の数を読んでみましょう。

一億(イチオク)

答えは、一億(イチオク)です。

最後にもう一つ次の数を読んでください。

三千四百二十一(サンゼンヨンヒャクニジュウイチ)

答えは、三千四百二十一(サンゼンヨンヒャクニジュウイチ)です。

算数が好きになるには数に親しみを持つことです。何回でも数を口にだして違和感がなくなるまで練習しましょう。

4.算数嫌いを克服する為のおすすめの本

算数が嫌いっていうお子さんをお持ちの親御さんはいませんか。もしかしたら算数嫌いが克服できるかもしれないおすすめの本を紹介します。

本の名前:数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜

算数が苦手、算数に全く興味がない、これから算数の勉強を始めるというお子さんにおすすめなのが「数の悪魔」という本です。

1日30分くらいの読書時間で12日間掛けて読み終えるボリュームですが、数を計算することよりも文章を読むことの方が好きなお子さんなら最後まですらすら読み終えることができます。

最後まで読み終えることができれば算数への恐怖心がなくなって、算数への取り組み方が今までと変わることは間違いありません。

わかりやすい文章で書かれているので親御さんがお子さんに読み聞かせてあげても楽しむことができる本です。

算数に興味を持たせるには、算数は難しいという先入観を実は算数は面白いんだというイメージにすりかえることです。算数嫌いのお子さんに数の悪魔を一度手渡してみてください。

5.お子さんの自宅学習におすすめの通信教育

幼稚園や保育園に通園しているお子さんは、小学校に入学するまでに、言葉、文字、数に少しでも親しんでおいた方が小学校での授業内容がスムーズに頭に入ってくることができるようになります。

お子さんに、言葉、文字、数を覚えさせる際は、お子さんが興味を持ちやすいものを使うのが大切です。

多くのお子さんはアニメのキャラクターに反応しますので、お子さんがドラえもんが好きならドラえもんを使った教材が適していますし、妖怪ウォッチが好きなら妖怪ウォッチを使った教材を使うと効率よく勉強ができます。

世の中には幼児学習に力を入れている通信教材がありますので、お子さんが勉強に全然集中してくれないと悩んでいる親御さんは、成績アップの実績がある通信教材を一度試してみるのはいかがでしょうか。

★おすすめの通信教材1

ポピー(テキスト学習)
テキストを使って親子でコミュニケーションを取りながら家庭学習をしたい方はポピーがおすすめです。
※2歳から対応しています。

★おすすめの通信教材2

ドラゼミ(テキスト学習)
ドラえもんやドラミちゃんに興味があるお子さんは、ドラえもんのテキストで勉強するドラゼミがおすすめです。
※年少の3歳から対応しています。

★おすすめの通信教材3

進研ゼミこどもちゃれんじ(テキスト学習)
しまじろうに興味があるお子さんは、しまじろうのテキストで勉強する進研ゼミこどもちゃれんじがおすすめです。
※0歳から対応しています。

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